近年、大人がピアノを始めようと思ったきっかけとして、ストリートピアノがあるようです。
ストリートピアノは、主要な駅や商業施設に設置されたピアノで、許可を得ることもなく、誰でも弾けるもの。
そこでピアノを聞く機会が増えたことから、ピアノを弾こうと思い立つ方が多いとか。
ストリートピアノの企画を考えた方は、思わず「にんまり」したかもしれませんね。
時間の余裕が出てくる50代以上、シニアの年代の方でも、子どもの頃にはできなかったピアノを習いたい!と新しい趣味として始める方もいます。
ピアノは何歳から始めても練習すれば上達しますが、続けるためには若い方やお子さまとは違うコツが必要です。
今回は50代以上でピアノを始める方が、ピアノを継続・上達させるためのコツについてご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
■ 若いころと比べると、闘うものは多い?
シニアの方でも、毎日ピアノを触るようにしていれば、徐々に弾けるようになります。
半年たてば、簡単な曲を一つ弾けるようにもなっているでしょう。
ただ、若いころに比べるとスムーズにはいかない部分もあるため、以下については覚悟が必要かもしれません。
・老眼
老眼鏡で楽譜が読めるなら問題ないですが、楽譜そのものが細かいため、目が疲れやすいかもしれません。
また、矯正視力の低下も考えられるため、楽譜を見ての演奏にプラスして、耳で音を覚えていくのも大事になります。
・反応が遅れやすい
ピアノは次々に指を動かすものなので、老化による神経の鈍化で反応が遅れたり、記憶の低下によって演奏が乱れたりすることも考えられます。習得には時間がかかるでしょう。
・筋力が少ない
フレイルによって筋力が低下するため、しっかり鍵盤を押せなかったり、姿勢が崩れて猫背になったりするでしょう。
姿勢が崩れると、腰痛や肩こりにもなるので、ときに横になって中断することも大事です。
これらがどうしても立ちはだかりますが、覆すことはできないので、受け入れつつ気長に続けるしかないです。
ピアノは全身運動、かつ頭を使うため、ちょっとしたスポーツをやっているのと変わりありません。
シニアの方は細かく休憩を入れることを忘れないようにしてくださいね。
■ 楽しく続けることが大事
ピアノの上達には、聞き慣れない、弾いててもつまらない練習曲を延々とやらないといけない、ということはありません。
もちろん基礎練習も大事ですが、それではモチベーションが落ちてしまうこともあります。
趣味としてピアノをするなら、好きな曲から挑戦してもOK!
若い方に比べて時間が限られているので、苦手な練習曲を繰り返すよりも、好きな曲で練習したほうがいい、というシニアで始めた方の意見もあり、楽しさを優先するのも大事でしょう。
当教室にも、70代後半で始めた初心者さんがいますが、自宅で練習を重ねて、両手で演奏ができるようにまで上達しました。
ピアノに年は関係ないので、「やりたい!」と思ったときが、やりどきです。
■ 鈴音♬Rinne.♪*゚では、大人の生徒さんを募集しております!
鈴音♬Rinne.♪*゚は名鉄各務原線高田橋駅より、徒歩10分の場所にございますピアノ教室です。
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■ まとめ
ピアノは年齢を問いませんが、50代以上のシニアの方だと、ピアノを始めるにあたって身体がついていかないことが往々にしております。
休憩を多く取りながら、自分の身体と付き合いつつ、楽しく続けていくことを大事にしてみてくださいね。