ピアノのテキストの中でこれが一番大切!
そう!泣く子も黙る『ハノン』です(笑)
自身のレッスンでは、全音のハノンにお世話になってきました。
これね。
黙々と淡々とひたすら弾くんです・・・
レッスンに通っている時は正直嫌いでした。
でもこれ。
ピアノ弾く前にやるかやらないかで、指の動きが全然違うんですよね。
指を強化したり、スムーズに動かすために、絶対必要です。
すず先生は今でもコツコツやってます!
最近は『こどものハノン』なる物が出現しています!
一曲が短く、リズム変奏も載っています。
『こどもの・・・』とありますが、大人のピアノ初心者の方にもおすすめです。
年齢が上になればなるほど、筋肉の強張りやその人が持つ特有の癖があるので、いきなり本家のハノンをやってしまうと、指を痛めます。
こども用だと侮るなかれ!
70代の方が『こどものハノン』をコツコツ弾いていたら、指が動くようになったそうです!
そして写真一番右の『指セット プラスハノン』は、バーナムとハノンがくっついた感じの(私感です)メソッド本です。
これが斬新で面白いんです!
ピアニストの角野隼人さんの恩師、金子勝子先生がご自身で門下生方々に伝授されてきたテクニック強化メソッドが楽譜になったということで、飛びつきました(笑)
模範演奏動画も見られるようになっていて、小さなお子様からプロの方までが幅広く活用されているようです。
ちなみに門下生の方は『指セット』が日課だそうです。
そして『ハノン』を音楽的に弾く事が大切だという金子先生のお言葉に、横からぶん殴られたような衝撃を受けました。
そんな風にハノンを教えてもらっていたら!!!
黙々と何も考えずにハノンを弾いていた若かりし日の自分に教えてあげたい!!!
恥ずかしながら・・・一番の「指の独立とレガート」で、今まで如何に適当に弾いてきたかという事が浮き彫りになってしまったので、自身のスキルアップのために日課にしていきたいと思います。
自分のものにできたと実感できたら、レッスンにも使っていきたいと思います。