岐阜市のピアノ教室
鈴音♬Rinne.♪*゜すず先生です^ – ^
今日は私の『良いピアノ教室論』を語ってみようと思います。
『自身が習い事をしようかなと教室を探す時、何を大切にしているか?』
自分が目指す教室・講師の在り方の指針はまさにこの答えである、私自身が通いたいと思う教室、私自身が習いたいと思うピアノ講師です。
そういう努力をし続けている講師が居る事が、私の思う『良いピアノ教室』です。
どこの音大卒業したとか、コンクールの受賞歴とか・・・。
それが=良い講師(教室)
という方程式にはつながらないので、私にとっての教室選びの基準にはならないようです。
個人で教室を開くということは、自身の思い通りに進めることができる利点がある一方で、誰にも頼れない、相談もできない孤独な戦いと向き合う事が多いです。
もちろん、同業者の知人と情報交換はできますが、皆それぞれの価値観がありますので、参考にする程度になります。
教室を始めたばかりの頃は、とにかく不安な事が多く、沢山の方にお話を伺いました。
ただ・・・。
お話を聞けば聞くほど、迷路にハマってしまう事も多かったように思います。
そこで行き着いた答え。
それが『私自身が〜』という指針です。
そしてもう一つ大事にしていること。
時代を読む。
ピアノの歴史は長く、レッスンの教材として『最良』とされるものはやはり、歴史のあるものが多いです。
良いからこそ、長い歴史を乗り越えて今も現役であることができているもの。
そこは根底として揺るぎないものには違いないと思います。
ただ、年月を経て時代が変わると共に、アプローチの仕方を工夫しなければ現代人には伝わらない事も多くあります。
そういった時代の流れをよく見て、その『最良』が最良である事をどう伝えていったら良いか?
ピアノを愛して、それを沢山の人に知ってもらいたいのであれば、講師という立場をいただけている私は、真摯に取り組むべきだと考えます。
「昔からこうだから。」
と、ただ押し流していくのではなく、今の私たちの価値観で『最良だ』と感じてもらうために、一人一人に丁寧に向き合っていきたいと思います。
今の自分につねに疑問と問題意識を持って、これからも自分自身が『良い教室だ!』と思えるところを目指していきたいと思います。