ピアノ演奏の為の体の使い方

2025.02.13

岐阜市のピアノ教室 鈴音 ♬Rinne.♪*゜の
すず先生です(*^_^*)

今日はピアノを演奏する為の体について書いてみます。

実はこの数年の筋力低下に伴って、体のあちこちに痛みが出るようになりまして…。
ピアノを弾くから痛くなるという訳ではありませんが、演奏する為に使う筋肉の持久力が、恐ろしく低下したのを感じています。
それを克服すべく筋トレを始めたのですが、改めて演奏する為の体の使い方を見直すきっかけにもなりました。

ショパン大先生もおっしゃっているように、ピアノを演奏する時は無理な体勢を取らず、自分の体(筋肉や骨)の動きが自然であるべきだと考えています。
でもその自然というのが厄介で(笑)
自分では自然なつもりでも、どこかしらに変な力を入れ過ぎて筋を痛めてしまう事が多いのも、ピアノ弾きにはよくあります。
どうしたら自然に無理なく演奏できるのか???
今はそのベクトルで色々と学んでいます。

まずは自分の体をよく知る事から始めました。
椅子に座る。
腕を持ち上げる。
重心を移動する。
その時に体のどこを意識して、どう動かすのか?
骨や筋肉のレベルまで掘り下げて見つめていきます。
例えば…レッスンでよく耳にする
「腕の力を抜く(脱力)」
についても、ただ力を抜く〜というふんわりとした言葉では、人によって理解度が大きく異なります。
腕の力を抜く為には、まず背骨がS字カーブを描くような状態になっていなければ抜けないし、肩甲骨の位置も大切…。
体は骨と筋肉がつながって連動していますので、結局全身の動きが大切だということが分かってきます。
そして体を意識して演奏することが、更に質の高い演奏につながっていきます。

私は、こういう事を教えてくれる先生には出会ってこなかったのですが、どの楽器を演奏するとしても、自分の体をどう操るのか?ということは、とても大切だということが、学べば学ぶほど分かります。
更にピアノという楽器は、西洋の男性を基準に作られていると言われていますので、私たち日本人、特に子ども達にとっては、かなり工夫が必要とされます。
まだまだ学び足りないのですが、鈴音 ♬Rinne.♪*゜の生徒さん達には、大人も子どもも、体を痛める事なく、いつまでも楽しくピアノを弾いてほしいと思います。
生徒さん達にとって、分かりやすく伝えていけるように、更に学んでいこうと思います🎵

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