岐阜市のピアノ教室『鈴音 ♬Rinne.♪*゜』
すず先生です(*^^*)
今日は最近特に学んでいる事を書いていこうと思います。
ご近所のお子様に、ピアノを教えて欲しいと頼まれて、先生の真似事を始めたのは、今から5年程前でした。
当時から今現在も、常に試行錯誤の連続で、5年前と今ではレッスンの内容が全く違います。
でも、私の根っこにある
「生徒さん達が何を求めていて、どうしたらそれを、楽しくレッスンできるか?」
という部分は、当初から全くブレていません。
ピアノを弾く事の楽しさを1番に伝えていきたいと、強く思います。
その為には…。
講師自身が1番にピアノを楽しんでいなければならないし、演奏技術はもちろん、指導の為の知識が豊富である必要が当然出てきます。
生徒さんは一人一人まったく違いますので、その都度学びが増えていきます。
そして最近特に心を奪われているのが
『美しく響く音』
です。
ピアノは、鍵盤を押せば取り敢えず音がなってしまいますが、弾き方で様々な音色を表現できます。
その弾き方を自由に操れるようになることで、ピアノを弾く事が楽しくなります。
生徒さん達にも、年齢に関係なく、美しい音色で弾かせてあげたくて、どんなレッスンをしていけば良いかしら?とアレコレ勉強しています。
そうして探求すればするほど、自分自身が奏でる音が酷いと思えてなりません(泣)
という事で、現在は自分の弾き方を絶賛矯正中です。
恩師にこの事を相談したところ、お勧めのテキストを紹介してくださいました。
ピアノランド たのしいテクニック(上)
樹原涼子/音楽之共社
ピアノランド こどものスケール・ブック
樹原涼子/音楽之友社
子どもの初心者向き?!
されど侮るなかれ…コレが新鮮で且つ結構難しいんです。
今まで◯十年かけて作ってきた自分の弾き方をひっくり返すような練習をしているのですが、これまで全く使われてこなかった筋肉を呼び覚ます事になり、最近は少し力を入れると指先がプルプルしてしまいます(笑)
大人になると、理屈は分かるんだけど身体が言うこと効かないんですよね…。
そしてもう一冊。
これは早速、大人のレッスンで取り入れました。
ピアノのレッスンって、読譜と演奏技術に偏りがちですが、このテキストは『聴く』事を大切にしています。
『聞く』ではなく『聴く』のです。
そして『耳をかたむける』のではなく『耳を開く』のです。
楽器に関わらず、年齢も関わらず、音楽人全ての人に必要な内容だと思いました。
いつの日か、無理やり意識しなくても、当たり前のように美しく響く音色が出せるようになるのを目標に頑張ろうと思います。